あなたは、
- 「英検1級に合格したいけど、単語のレベルが高すぎてあきらめていませんか?」
- 「さっき覚えたはずの単語の意味が出てこなくて、自分にがっかりした経験はありませんか?」
- 「何度やっても覚えられなくて、いやになっていませんか?」
確かに英検1級の単語は難しいですし、覚えるのも大変ですよね。実は上記にあげた悩みは全て、私自身が合格前に感じていたことです。でも合格するためには、「単語力の強化」が本当に必須です。なぜならば、単語問題はリーディングセクション全41問中、25問も出題され合否に関わってくるためです。また、長文読解にも実は12,000語レベルやそれ以上の高難度単語が出てきます。詳しい1級の単語レベルが知りたい方は、別記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
今回は「単語力の強化」に力を注いだだけで、一次試験を突破できた私が次のことを解説します。
- 効率よく記憶するための前提知識
- 英検1級用のおすすめ単語帳
- 単語の覚え方
- 覚え方のコツ
- 単語力強化が必須の理由
まず先に大事な結論を言います。1級の単語をすぐ暗記できないからと言って、落ち込むことはありません。実は「忘れる」ことが「覚える」ためには必要です。やることはただ一つ。「何度も思い出そうとして、何度も覚える」ことです。
おすすめの単語帳はキクタンです。効率よく暗記できるコツを、14個詳しく紹介します。どれも、めんどくさがり屋な私でも実践できたことです。1級は単語を覚えた分、合格の道に近づきます。ぜひ、最後まで目を通してくださいね。
- 単語をなぜすぐ忘れる?記憶のメカニズム
- 英検1級合格するためのおすすめ単語帳はキクタン
- 英検1級単語の覚え方は2ステップ
- 1周目は知っている · 知らない単語の仕分けと日本語訳の確認
- 2周目はフレーズに集中
- 3周目以降は知らない単語をくり返し暗記
- 英検1級単語の覚え方のコツ14選
- 暗記強化のコツ1: 九九レベルの即答をめざす
- 暗記強化のコツ2: 単語の意味がポジティブかネガティブかを意識
- 単語強化のコツ3: パーツの知識をつける
- 暗記強化のコツ4: 必ず意味を隠してから思い出す
- 暗記強化のコツ5: 索引の利用
- 暗記強化のコツ6: キクタン単語帳を常に手元に置く
- 暗記強化のコツ7: フレーズやコロケーションを意識
- 暗記強化のコツ8: 単語帳の切り離し(分割)
- 暗記強化のコツ9: 思い出す(アウトプット)回数を重視
- 暗記強化のコツ10: 学習アプリを使う
- 暗記強化のコツ11: 覚える時は書くよりも声に出しながら
- 暗記強化のコツ12: 短時間で集中
- 暗記強化のコツ13: ゴロ合わせやイラストを利用
- 暗記強化のコツ14: なるべく音源を聞く
- 英検1級の単語は高レベルなので暗記は必須
- 【英検1級単語の覚え方】 単語帳 · 勉強法 · コツ14選を合格者が解説のまとめ
単語をなぜすぐ忘れる?記憶のメカニズム
覚え直しても、すぐ忘れてしまうのはなぜでしょう?後ほど解説していくコツを生かすためにも、まずは記憶のメカニズムから説明します。
ご存知の方も多いですが、脳は
- 「忘れる」ほうが「記憶」するより得意
- 覚えたはずの記憶は「忘れて」当たり前
- 必要な情報を「覚え直す時」にこそ記憶が定着しやすい
私たちの脳は忘れることを前提に機能していると言われても、やはりパパッと覚えたいですし、なかなか覚えられないと気分も乗らないですよね。次は、おすすめの単語帳と実際の覚えた方を解説していきます。
英検1級合格するためのおすすめ単語帳はキクタン
旺文社の「英検1級でる順パス単」ではなく、キクタンをおすすめする理由は、楽に単語を定着させる工夫が多いためです。Kindle版も発売されています。
英検1級単語の覚え方は2ステップ
覚え方は次の2ステップです。
- 意味を知っている単語と知らない単語の分類
- 知らない単語を高頻度で見返す
動物がエサにかぶりつくように、単語帳をやりつくしましょう。それでは詳しい覚え方のやり方を説明していきます。
1周目は知っている · 知らない単語の仕分けと日本語訳の確認
音源を聞きながら最初に確認するところは、見出し語と日本語訳です。まずは知っている単語と知らない単語を分類していきます。同時に日本語訳も確認していきます。
単語の仕分けは3日以内
仕分け作業は3日以内に達成するのが目標です。なぜかというと目的は、
- 一冊を終えたという達成感を味わうため
- こういう単語が出てくるのかーと確認するため
音源を聞きながら、テンポよく仕分けしていきましょう。見たことのない単語だらけでも落ち着いてください。私も知らない単語ばかりで焦りましたが、合格できました。仕分けの際は、単語横にある四角いボックスをぜひ利用してください。おすすめの仕分け印のつけ方は以下のとおりです。
私は復習する度に、チェックマークが増えていくとモチベーションが上がりました。
日本語訳はあなたが理解できることばで
仕分けの際は、日本語訳が理解できるかも確認してください。少しでも、「ん?この意味って何?」と思ったものは要注意です。自分なりの言葉で書き足しておくと、記憶しやすくなります。
例えば、
- “banal” という単語がキクタンに載っています。
日本語訳は陳腐(ちんぷ)なです。私は普段、「陳腐な」という言葉は使わないので、「ありふれていて、つまらないこと」で覚えました。
2周目はフレーズに集中
2周目は意味だけでなく右ページのフレーズも確認していきます。特に、マークをした知らない単語の意味とフレーズに集中して、ドンドン目を通していきます。ポイントは覚えようとするのではなく、単語の使い方を確認していく感覚です。
2周目は1日か2日で終わらせてください。
3周目以降は知らない単語をくり返し暗記
3周目以降は次のステップで進めていきます。
- 丸をつけた単語(知らない単語)のみに目を通していく
- 覚えた単語は丸の上からチェックマークを加える
- 最終的には全ての単語にチェックマークがつく状態(覚えた状態)にする
暗記中に意識することは次のことです。
- 日本語訳をしっかり覚えることに集中
- 英語⇒日本語ができればOK
- 一つの単語にかける時間は最長15秒まで
- 余力があればフレーズも目を通す
- 派生語や例文などはさらっと目を通す程度でOK
次は覚え方のコツをご紹介します。
英検1級単語の覚え方のコツ14選
単語を覚える時のコツを14個紹介します。
- 九九レベルの即答をめざす
- 意味がポジティブかネガティブかを意識
- 英単語を構成するパーツの知識をつける
- 必ず意味を隠してから思い出す
- 索引の利用
- キクタン単語帳を常に手元に置く
- フレーズやコロケーションを意識
- 単語帳の切り離し(分割)
- 思い出す(アウトプット)回数を重視
- 学習アプリを使う
- 覚える時は書くよりも声に出しながら
- 短時間で集中
- ゴロ合わせやイラストを利用
- なるべく音源を聞く
暗記強化のコツ1: 九九レベルの即答をめざす
九九を言うときのように、単語の意味を即答できるまでやりつくしてください。試験中に、「この単語見たことあるな。えっと、意味は· · · 」と考えていては、制限時間内に解き終わらないです。
例えば、
- くにじゅうはち 9 × 2 =18
あなたも九九の答えはすぐ出てきますよね。目標は単語の意味も、九九レベルまで極めることです。むしろ、即答できるレベルまでやりつくさないと、試験当日で力を発揮できません。
特に大問1の語彙問題は単語の意味がわかるか、わからないかです。リズムよく解いていくために、意味はすぐ思い出せるレベルにしておくとOKです。
残念ながら人により記憶力が違うので、何回くり返したら大丈夫!と言うのはありません。忘れたら覚え、また忘れたら覚え直す、をくり返して「単語の意味を思い出す」回数を増やし、記憶を強化していってください。私も自分の記憶力にあきれるほど繰り返しました。あなたも絶対に覚えられます。自信を持ってください!
暗記強化のコツ2: 単語の意味がポジティブかネガティブかを意識
単語を見たときに、その単語の意味がポジティブなのか、ネガティブなのかをイメージすると暗記しやすくなります。過去問を見る限り、ネガティブな意味が多いです。
単語強化のコツ3: パーツの知識をつける
英単語は接頭辞、語根、接尾辞のパーツでつくられています。遠回りに感じるかもしれませんが、パーツの知識をつけると、知らない単語に出会ったときにパーツが持つ意味から、その単語自体の意味を推測しやすくなります。パーツは漢字の部首のようなものです。知らない漢字を見ても、部首から漢字の意味を推測できることがありますよね。それと同じようにパーツをきっかけに意味を推測でき、正解を選びやすくなります。
例えば、1級によく出てくるパーツに次のものがあります。
- 接頭辞 ab - 離れる、離れて
という意味です。この接頭辞からabuse の意味を知らなくても、「普通の利用から離れている → 乱用」と意味を推測しやすくなります。
暗記強化のコツ4: 必ず意味を隠してから思い出す
あなたは単語を覚えようとする時、毎回きちんと日本語訳を隠してから、意味を思い出していますか?もし意味を隠さず復習したり、ボーと読んでいるだけでしたら、復習の効果が期待できず、もったいないです。
人は視線内に答えがあると、どうしても答えをカンニングしてしまいます。[ 詳しい心理メカニズムはThe (Honest)Truth About Dishonesty; How We Lie to Everyone - Especially Ourselves by Dan Arielyで紹介されています。]
必ず、赤シートや自分の指で意味のところを隠してから、その単語の意味を思い出してください。
暗記強化のコツ5: 索引の利用
索引を利用するメリットは覚えた単語とまだ覚えていない単語がはっきりわかることです。80%くらい覚えたら一度、索引を見てください。索引ページは単語帳の最後にアルファベット順に並んでいます。
何周も単語帳をやると、順番で単語を覚えてしまうことがあります。覚えた!と感じる単語も意外と、索引で確認すると意味が出てこない場合があります。索引ページの良いところはヒントが一切ない点です。
索引ページで自信があった単語の意味が出てこなくても、落ち込まないでくださいね。忘れた時は記憶するチャンスです。大切なことはもう一度、単語の意味を確認するだけです。ぜひこまめに索引を利用し、単語の総チェックに使ってみてください。
暗記強化のコツ6: キクタン単語帳を常に手元に置く
キクタン単語帳を常に手元に置くメリットは「あれ、あの単語なんだっけ?」と思ったら、すぐ単語帳を開いて意味を確認できることです。
私は過去問など実践的な問題を解く時も、キクタン単語帳を手元に置いておきました。単語帳を開く回数が増え、結果的に単語の意味を覚えられるのでおすすめです。やはり1級レベルの単語は1回で覚えるのは難しいです。私自身、単語帳を15周くらいしてやっと大体頭に入ってくる感じでした。周りの1級保持者に聞くと、最低10周や20周はやっていました。
一度で全てを覚えようとせず、手に届くところに置いておいて、何度もくり返し単語帳を開いてください。
暗記強化のコツ7: フレーズやコロケーションを意識
フレーズやコロケーションを意識しながら単語を覚えることをおすすめします。なぜかというと、一次試験の語彙問題を解く時にとても役立つからです。空欄の前後の単語をみれば、相性のよい単語が限られ、正答率が上がります。
キクタンの右ページに、見出し単語と相性のよい単語がフレーズやコロケーションが載っています。コロケーションとは、「この単語の前後にはこれらの単語がよく組み合わさるよ」という表現です。
例えば、2021年第1回目で正解になった単語に『bask』があります。
- 空欄の後が「in」でした
- キクタンにも「bask in」として掲載されています
- しかもフレーズとして「bask in the applause」が載っています。このフレーズがそのまま出題されました
- フレーズも頭に入っていると、空欄に入る適切な単語はbaskと判断できます
暗記強化のコツ8: 単語帳の切り離し(分割)
単語帳をまるまる1冊持ち歩くのは重さもあり、大変です。そこで何冊かに分割することをおすすめします。分割することで一冊が薄くなります。
私が分割で得たメリットをご紹介します。
- 持ち運びがぐんと楽になる
- 覚えないといけないという心理的ハードルが下がる
- スキマ時間で復習しやすくなる
- モチベーションの維持に役立つ
意外と「単語帳を開く」、という動作がめんどくさかったりしますよね。勉強の気分が乗らないのは、もしからしたら厚さに原因があるかもしれません。厚いとたくさん復習しなければならないと感じてしまいます。ぜひ、一冊を分けてみてください。
暗記強化のコツ9: 思い出す(アウトプット)回数を重視
なかなか覚えられない単語はどうしても出てきます。そういう単語は、シンプルに意味を思い出す回数をもっと増やしてください。先述した記憶のメカニズムで解説しましたが、思い出そうとする時にこそ、脳に定着していきます。
ここで私が行った日常生活の中で、思い出す回数を増やす方法をご紹介します。
- スマホのロック画面に覚えたい単語リストを表示させる
- 目につくところに、覚えられない単語を書いた付箋を貼っておく
スマホに表示させる方法の注意点は、SNSをチェックしたりする誘惑があることです。そのため、おすすめは付箋方式です。特に今は家にいる時間が多くなっている方が多いと思います。家のあちらこちらに付箋を貼るだけで、簡単に単語に触れる回数が激増します。
例えば、
- トイレ
- 洗面所
- テーブルの上
- キッチンの流し
- テレビやパソコンの端
おすすめの付箋の使い方は
- 単語数は3 - 5こ。意味は書かない
- 同じ単語を複数の付箋に書くときは順番を変える
- 毎日やる行動とセットにする。歯を磨きながらなど
付箋が目に入った度に、単語の意味を思い出そうと試みてください。ありふれた方法かもしれませんが、効果てきめんです。
暗記強化のコツ10: 学習アプリを使う
コツ7の思い出す回数を増やす方法の1つに、学習アプリを使う手があります。
有名おすすめ無料アプリ
- Quizlet
Quizletはオンラインの暗記カードです。あなた専用の単語カードを作成したり、他の人が作ったカードで勉強することができます。
実は1級の単語カードはすでに公開されています!そのため、単語の総復習におすすめです。過去問でわからない単語が出てきたら、カードを作ることもおすすめです。
その他のおすすめの単語力UPできるアプリはこちらのおすすめアプリ記事で解説しています。
暗記強化のコツ11: 覚える時は書くよりも声に出しながら
声に出しながら暗記すると、発音やアクセントの確認ができるだけでなく、覚えやすくなります。実はリスニング問題にも1級レベルの単語が出題されます。その時、意味を聞き取れるように、暗記の段階で正しい発音を身に付けることをおすすめします。
書いた方が頭に残りやすいという方もいるかもしれません。もしあなたが、絶対書いた方が早く覚えられると確信しているのであれば、書いて覚えてOKです。しかし私のように、なるべく楽に覚えたいなーと思っている方は、「声に出して暗記」してみてください。書いて覚えるより楽ですし、時短になります。
暗記強化のコツ12: 短時間で集中
単語を覚えようとするときはあらかじめ暗記時間を決めてください。5分や10分と時間に区切りをつけ、集中して覚える方が効率よく暗記できます。いくら思い出すことが重要と言っても、暗記に意識をもっていかないといつまで経っても覚えられません。
大事なことは、決めた時間内で本気で覚えよう!と意識することです。30分やると決めても、10分×3とメリハリをつけた方が集中できます。
暗記強化のコツ13: ゴロ合わせやイラストを利用
どうしても覚えられない単語のみにおすすめする暗記法が、ゴロ合わせやイラストで覚えるやり方です。おすすめする理由は、思い出す手がかりを文字情報以外で作れるためです。
例えば、東京スカイツリーの高さは634 mです。
- ゴロ合わせは『むさし』が有名です
- 6が『む』
- 3が『さ』
- 4が『し』
このように、単なる数字の羅列が音に変わるだけで、頭に残りやすくなりますね。同じように難しい単語も、ゴロ合わせで覚えてみてください。
ゴロ作りはいくつか方法がありますが、私は次の2つの方法で作っていました。単語帳に載っていた単語を例にご紹介します。
- 方法1: 単語の一部から意味をイメージする
例えば、「pungent」という単語は、(においや味などが)舌や鼻を刺激する、(批評などが)辛らつなという意味です。私は次のように覚えていました。
- pungentの「pun」をもじって「ぷんぷん匂う」
- pungentの「pun」をもじって「ぷんぷん怒っている」
- 何か臭いものがぷんぷん匂っていて、ぷんぷん怒るイメージ ⇒ 刺激のある、辛らつな
単語の一部からでも意外と、意味と関連づけができます。
- 方法2: 単語をバラバラにして意味をイメージする
やり方は、
- 単語をいくつかのパートに区切る
- 音や文字から連想できるゴロに変える
- ストーリーにつなげる
例えば、「perishable」という単語は腐りやすい、傷みやすいという意味です。私は次のように覚えました。
- perishableをバラバラにします。pe ⁄ ri ⁄ shable
- ゴロを当てていきます
- pe ⇒ 「ペっ! (なにかを吐き出す時の音)」
- ri ⇒ リンゴ
- shable ⇒ シャベル
- ストーリーにします。
- 「ぺっ、このリンゴ、シャベルで叩いたから、腐り始めてる」
ストーリーは意味を成していなくてOKです。あなたが覚えやすいストーリーにしてください。
ゴロをつくるポイントもお伝えしておきます。
- あまり元の形を変形しすぎない
- インパクトのある内容にすると残りやすい
- おすすめは自作。ネット検索してもOK
もう一つおすすめの方法は、単語の意味をイラストで描いてみることです。もちろん、グーグルの画像検索をしてもOK。
ゴロ合わせやイメージを使った方法は効率が悪いかも?と思っている方は安心してください。くり返す内にゴロなしでも、イメージなしでも意味が思い出せるようになります!
暗記強化のコツ14: なるべく音源を聞く
できるだけ、音源を聞きながら単語を覚えていくことをおすすめします。なぜならば、キクタンは音で覚えられるように作られているからです。
少し手間に感じるかもしれませんが、最初の単語の仕分け時は発音やアクセントの確認を兼ねて、聞きながら行ってください。のちのち覚えていく時に、あなた自身で発音できないと効率よく暗記できないためです。
理想は頭の中で勝手に再生されるぐらい、聞き込むことです。
ここまで効率のよい単語の覚え方を説明しました。そもそも合格するためには、本当に単語力は必須なの?と疑問に感じている方もいるでしょう。次で解説していきます。
英検1級の単語は高レベルなので暗記は必須
1級合格には約13,000語が必要です。準1級は8,000 - 9,000語が必要です。準1級と1級では求められている単語数に圧倒的な違いがありますね。そのため1級に合格するには「知っている単語を増やすこと」が一番の近道です。
単語が必須対策法の詳しい理由はこちらの、一次試験の対策はこれだけ。で解説しています。
【英検1級単語の覚え方】 単語帳 · 勉強法 · コツ14選を合格者が解説のまとめ
私たちの脳は「忘れる」方が「覚える」より得意です。そのため、なかなか単語が覚えられないことで落ち込む必要はないです!
重要なことは、単語の意味がパっと頭に浮かぶまで、何度も思い出す作業をくり返すことです。
おすすめの単語帳は【CD-ROM · 音声DL · 赤シート付】 改訂版 キクタン 英検1級です。キクタン単語帳を使った単語の覚え方は次の2ステップです。
- 3日以内で知っている単語と知らない単語の分類
- 知らない単語をくり返し復習
復習する時は、覚え方のコツを知っていると効率的に暗記できます。以下の14個のコツをご紹介しました。
- 九九レベルの即答をめざす
- 意味がポジティブかネガティブかを意識
- 英単語を構成するパーツの知識をつける
- 必ず意味を隠してから思い出す
- 索引の利用
- キクタン単語帳を常に手元に置く
- フレーズやコロケーションを意識
- 単語帳の切り離し(分割)
- 思い出す(アウトプット)回数を重視
- 学習アプリを使う
- 覚える時は書くよりも声に出しながら
- 短時間で集中
- ゴロ合わせやイラストを利用
- なるべく音源を聞く
英検1級に合格するためには、単語力UPが本当に必須です。ぜひ、コツを利用しながら覚えていってください。